怪獣映画の代名詞ともいわれるゴジラとキングコング、現代ではCGの進歩によりものすごくリアリティがあるキャラクターになっていますよね、さてこの二匹の大怪獣に人の心は通じるのか??
そんなふとした疑問が子供の頃からあったのですが、過去作を見てみると両者ともに人間と対峙する場面が何度かありましたよね、そして人間と向き合った瞬間に彼らの性格を垣間見えた歴史があります。
ゴジラはどちらかというと淡白な感じ、コングは熱い心を持っている感じです、個人的にはこんなイメージでいるのですが、果たして今作では怪獣と人間とのコミュのケーションはどのように描かれているのか、ジアと呼ばれる少女に注目しましょう!!
両者は今作で歴史的には2度目の対戦で第1戦目は1962年の映画『キングコング対ゴジラ』です、こちらの対決もかなり見応えがあるので是非ご覧になってみてください!!
1962年 映画『キングコング対ゴジラ』↓↓
この映画こんな方におすすめ! ~鑑賞のススメ~
- ゴジラファン
- キングコングファン
- 怪獣映画ファン
- SF映画ファン
作品あらすじ
ハリウッド版「ゴジラ」シリーズの「GODZILLA ゴジラ」(2014)、「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(19)と、「キングコング:髑髏島の巨神」(17)をクロスオーバーして描く「モンスターバース」シリーズの第4作で、ゴジラとキングコングという日米の2大怪獣が激突する。
モンスターの戦いで壊滅的な被害を受けた地球。
人類は各地で再建を計り、特務機関モナークは未知の土地で危険な任務にあたりながら、巨大怪獣のルーツの手がかりを掴もうとしていた。
そんななか、ゴジラが深海の暗闇から再び姿を現し、世界を危機へ陥れる。
人類は対抗措置として、コングを髑髏島(スカルアイランド)から連れ出す。
人類の生き残りをかけた戦いは、やがてゴジラ対コングという未曽有の対決を引き起こす。
監督は「サプライズ」やNetflix実写版「Death Note デスノート」などを手がけたアダム・ウィンガード。
出演はアレクサンダー・スカルスガルド、レベッカ・ホール、「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」から引き続き登場するミリー・ボビー・ブラウン、カイル・チャンドラーほか。
また、「GODZILLA ゴジラ」「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」で渡辺謙が演じた芹沢猪四郎博士の息子・芹沢蓮役で小栗旬が出演し、ハリウッドデビューを飾った。(映画.comより)
ゴジラ
日本の東宝が1954年(昭和29年)に公開した特撮怪獣映画『ゴジラ』に始まる一連のシリーズ作品及び、それらの作品に登場する架空の怪獣の名称。
ゴジラの名前の由来は、「音の響きがよい」という理由で当時の東宝社員のニックネームを参考にし、「ゴリラ」と「クジラ」を合わせて「ゴジラ」としたそうです。
キングコング
1933年からアメリカで作られ始めた同名の特撮映画、もしくは作品内に登場する巨大な類人猿の怪獣の名称。
キングコングは映画監督のメリアン・C・クーパーが考案した。クーパーはゴリラを「悪夢の怪物コング」として創造し、コングは先史時代の類人猿と設定された。
外見はゴリラだが、表情は人間的であり、時折擬人化された直立歩行をする。
キャスト
ネイサン・リンド・・・アレクサンダー・スカルスガルド
マディソン・ラッセル・・・ミリー・ボビー・ブラウン
アイリーン・アンドリュース・・・レベッカ・ホール
ジア・・・ケイリー・ホトル
バーニー・ヘイズ・・・バーニー・ヘイズ
芹澤蓮・・・小栗旬
マイア・シモンズ・・・エイザ・ゴンザレス
ジョシュ・ヴァレンタイン・・・ジュリアン・デニソン
マーク・ラッセル・・・カイル・チャンドラー
ウォルター・シモンズ・・・デミアン・ビチル
レビュー・考察
気が付いていたら終わっていた、という言葉が妥当とは言えないのかもしれないが、そのくらいストーリーの展開に無駄がなくまるで114分間アトラクションに乗っているような作品になっていると思います。
もう冒頭からそのことに気が付くでしょう、今回主要キャラクターの登場までの時間が短いのもテンポよく展開している今作の強みになっています。
アメリカ作品からなのか、基本コング中心にストーリーが進んでいくので、ゴジラファンはそのあたりはそういうものだと割り切りましょう。
見所は、ゴジラとコングの肉弾戦以外にも、今回ゴジラがまた地上に姿を現すきっかけや、サプライズキャラクターの登場、人類の思惑、コングの故郷、地底空間への誘い等々。。。
スリル・アクション、そして新たな世界観、誰もが興奮する要素を2時間弱という時間に詰め込んだ、
最高のSF映画として楽しむことができる作品になっています。
まとめ
ゴジラ作品とキングコング作品のコラボ作品という今作、前回1962年に第1戦『キングコング対ゴジラ』では組み合って海に落ちゴジラは行方不明に、コングは島へ帰って行った、そのシーンを心の隅に置きながら今作を最後まで鑑賞していただきたい、きっと最後に見覚えのあるシーンとして蘇るはずです。
小栗旬さんのハリウッドデビュー作になった今作、彼のキャラクターの重要度からしてもっと多くの出番があってもよいのではないかと思ったけれど、それでもさすがな演技力を見せてくれたのではないかと思いました。
IMAX 3Dの迫力も桁外れ、そして決して迫力だけで押し切らない、両者の対決を忘れてしまうくらいの秀逸でテンポ良く展開するストーリー。
また続編もしくはこのスケールの迫力ある怪獣映画が観れることを心から願っている、
映画『ゴジラvsコング』はゴジラ史、キングコング史の両方に残る傑作映画でした!!
ありがとうございました!
GB
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