無力でも全力で生きる!! 映画『イン・ザ・ハイツ』 

体が動き出してしまうほど楽しく気分が高揚してくるアメリカニューヨークの移民街を舞台にしたミュージカル映画、

ワーナーブラザーズの公式YouTubeで冒頭8分30秒の映像が見れます、こちらを見てしまったらきっとあなたも劇場に足を運んでしまうでしょう!!

イン・ザ・ハイツ公式HP

この映画こんな方におすすめ! ~鑑賞のススメ~

  • 曇った心を晴れやかにしたい方
  • ミュージカル作品が好きな方
  • サルサなど中南米の音楽が好きな方

作品あらすじ

ミュージカル「ハミルトン」でも注目を集めるリン=マニュエル・ミランダによるブロードウェイミュージカルで、トニー賞4冠とグラミー賞最優秀ミュージカルアルバム賞を受賞した「イン・ザ・ハイツ」を映画化。

変わりゆくニューヨークの片隅に取り残された街ワシントンハイツ。

祖国を遠く離れた人々が多く暮らすこの街は、いつも歌とダンスであふれている。

そこで育ったウスナビ、ヴァネッサ、ニーナ、ベニーの4人の若者たちは、それぞれ厳しい現実に直面しながらも夢を追っていた。

真夏に起きた大停電の夜、彼ら4人の運命は大きく動き出す。

「クレイジー・リッチ」のジョン・M・チュウ監督がメガホンをとり、「アリー スター誕生」のアンソニー・ラモス、「ストレイト・アウタ・コンプトン」のコーリー・ホーキンズ、シンガーソングライターのレスリー・グレイスらが出演。

(映画.comより)

キャスト

ウスナビ ・・・アンソニー・ラモス

ヴァネッサ ・・・コーリー・ホーキンズ

ニーナ ・・・レスリー・グレイス

ベニー ・・・メリッサ・バレラ

アブエラ・・・オルガ・メレディス

ワシントンハイツってどこ?

ニューヨーク市マンハッタン区の北部に位置する地区。

レビュー・考察

主人公のウスナビの名は亡くなった父親からある日、港に入港した船に書かれていた〝U.S. NAVI〟から名付けられた。

この地域に暮らす中南米からの移民の祖国は、ドミニカ・プエルトリコ・キューバ・メキシコなど様々だ、

アメリカンドリームを夢見た彼らの多くの先祖は、きつい労働やビジネスの初期投資の借金を子の代まで返せずにいることが現実だった。

家賃の高騰によって商店街からは店が無くなっていき、ウスナビはそんな中小さなコンビニの経営で生計を立てていた。

ワシントンハイツ地区で日々忍耐と信仰を糧に夢を追って暮らす人々のドラマだが、様々なアメリカの労働者社会の生活の一面が垣間見える物語となっている。

ウスナビのほかにも4人の主要キャラクターがいる、

ヴァネッサはデザイナー志向の女性でウスナビが密かに思いを寄せている。

ニーナは有名大学へ通う町の英雄的存在。

ベニーはニーナの父が経営するタクシー会社に勤務するサラリーマンでニーナに思いを寄せている。

アブエラはこの町の母親的な存在で特にアブエラにとっては母同然の存在。

物語はウスナビ達若者4人を中心に進んでいくが、その中でこのアブエラの存在と彼女の苦労と人生を知ることになる、それはウスナビ達の今後の人生の考え方を変えるきっかけにもなっているのでぜひここにも注目して鑑賞してほしい。

今回はネタバレ無しのレビューで!!

まとめ

このイン・ザ・ハイツはとにかく明るくて前向き全開、

どれだけ無力(power less)な状況でも全力(power full)で生き抜く

移民の団結力と底力!!

アメリカニューヨークの移民街を舞台にした観た人全員がパワーをもらえる最高のミュージカル映画でした。

GB

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