決められたことしかやらない平凡な毎日が幸せなのか、それとも自由になるほうが幸せなのか?
もしゲームの中のキャラクターとして生きていたら実際どんな心情の変化が出るのかなと、毎日毎日繰り返される日常に変化をつけたくなるのだろうか、さぁガイが動きましたよー!!
この映画こんな方におすすめ! ~鑑賞のススメ~
- スカッとしたい方
- なんでもあり設定が好きな方
- ゲームの世界観に没入したい方
作品あらすじ
「ナイト ミュージアム」のショーン・レビ監督が「デッドプール」のライアン・レイノルズとタッグを組み、何でもありのゲームの世界を舞台に、平凡なモブキャラが世界の危機を救うべく戦う姿を描いたアドベンチャーアクション。
ルール無用のオンライン参加型アクションゲーム「フリー・シティ」。
銀行の窓口係として強盗に襲われる毎日を繰り返していたガイは、謎の女性モロトフ・ガールとの出会いをきっかけに、退屈な日常に疑問を抱きはじめる。
ついに強盗に反撃した彼は、この世界はビデオゲームの中で、自分はそのモブキャラだと気づく。
新しい自分に生まれ変わることを決意したガイは、ゲーム内のプログラムや設定を無視して勝手に平和を守り始める。
共演にテレビドラマ「キリング・イヴ」のジョディ・カマー、「ジョジョ・ラビット」のタイカ・ワイティティ。
(映画.comより)
モブキャラとは
モブキャラクターとは漫画やアニメの中で、原則として名前を持たず、「群衆」として扱われるキャラクターのこと。
通行人などが、モブキャラクターの典型的な例である。
キャスト
ガイ・・・ライアン・レイノルズ
“いい人”すぎる主人公
並外れたことを達成したこともなければ、やろうとしたことすらない平凡な銀行の窓口係。社交的だが、ちょっと世間知らず。モロトフ・ガールと出会い、実は自分が「フリー・シティ」というオンライン・ゲームのモブキャラで、このゲームの中だけにしか存在しないことを知る。ゲームの世界が危機に陥った時、ゲームを救おうと奮闘する。
ミリー/モロトフ・ガール・・・ジョディ・カマー
ガイの運命を変える女性
美しく、頭脳明晰で、どこか打ち解けないところのあるゲームのデザイナー兼プログラマー。ガイと出会い、彼の運命を変えるきっかけとなる。ゲーム<フリー・シティ>での彼女のアバターは、モロトフ・ガールという名のミステリアスでイカした女性。ミリーはこのゲームの背後にあるゲーム会社・スナミを毛嫌いしており、彼女が作ったゲームを盗んだと思っている。
キーズ・・・ジョー・キーリー
ミリーに想いを寄せる<フリー・シティ>のプログラマー
控え目だけどハンサムで才能あるコンピュータのエキスパート。ゲーム会社・スナミで働き、「フリー・シティ」のプログラミングを担当している。ミリーと親しく、共に制作したゲームはスナミによって買い取られた後、葬られてしまった。彼のミリーに寄せる想いは、彼女が気づいている以上にずっと深い。
バディ・・・リル・レル・ハウリー
ガイの親友
ゲーム「フリー・シティ」の忙しい銀行の守衛でガイの親友。ガイと同じく<フリー・シティ>のモブキャラだが、彼は今の居心地の良い場所からフラフラと離れすぎてしまうことを好まない。
マウサー・・・ウトカルシュ・アンブドゥカル
アントワンに忠実な<フリー・シティ>のプログラマー
面白いが、ぶっきらぼうなスナミの社員で<フリー・シティ>のプログラマー。ゲーム内での彼のアバターは、筋肉粒々で強そうだが、ピンクのウサギの着ぐるみを着ている。このゲームのクリエイターであるアントワンに対する猛烈なまでの忠誠心を持っていて、その献身度を証明するために、どんなことでも喜んで引き受ける。
アントワン・・・タイカ・ワイティティ
<フリー・シティ>の仕掛け人
スナミに経済的な大利益をもたらせているゲーム<フリー・シティ>の仕掛け人。大声で、がさつ、不快、口汚いナルシスト。近日リリースされる予定の<フリー・シティ2>の準備を進めている。
レビュー・考察
ライアン・レイノルズのキャラのマッチ具合が異常です、もう最高!! 👏彼の雰囲気や演技でこの作品は何倍も面白く仕上がっていると思う!
主人公ガイの名”ガイ”とやつ・男の”guy”をかけてフリーガイ ”ただの人” というわけだが、思った以上にこの ”ただの人” はいろんな災難に見舞われる笑
『フリー・シティ』と呼ばれるこの町は、外の世界では名前もそのままのオンラインゲームで、ガイのいるこの世界でサングラスをかけた人物がこの世界での主人公で外の世界で言う”ゲームプレイヤー”である。
オンラインゲームの中のモブキャラである彼は銀行強盗に襲われるという同じ毎日を繰り返す、これこそがガイのいわゆる平凡で最高な日々で、面白いのはガイは自分がゲームの世界にいてそこのキャラクターであることに気が付いていないということ、この同じことの繰り返しの日々が”普通”であると思っている。
ゲームの世界というと察しが付くとは思うが、おおよそは“なんでもあり”な世界、朝のニュースは本来なら必要のない天気予報(このゲームの世界はいつでも晴れ設定)に銃撃戦などを追加で予報し、通勤中には強奪・暴行などが当たり前、道路はカーアクションでめちゃくちゃ、それでもガイは朝のコーヒーを飲みながらいつもの出社をする、ショーウィンドウを突き破って倒れこむ男に笑顔であいさつし、倒れこむ男もそれに笑顔で答えるという”非日常な日常”が繰り広げられているのが序盤の見所だろう、この設定を理解していくのは面白い。
ある日ガイはミリーという女性に出会い、ひとめぼれする、そしてミリーからこの世界がゲームの世界であることを知らされ、この世界は今ゲーム制作会社の社長によって破壊されそうになっていることを知らされる、続編の制作のためだがその真意とは。。。
一見ただの人であるガイはヒーローになれるのか、
モブキャラ達のデジタルストライキ、
ガイとAIとラブメッセージの関連性が感動をも巻き起こす!!
そしてあのスタジオ映画のあのキャラクター達のあんな武器やこんな武器なんかも登場してきます。
一見するとタイムループものの作品のように思いがちですが、そこはしっかりとこの作品は変化をつけてしかもわかりやすい脚本で仕上げてきていますので是非劇場でその面白さを味わってみてください!!
まとめ
何となくトレーラーを見るだけで想像のできる作品がある中でその想像をひっくり返してくるいわゆる”どんでん映画”や想像のままのストーリーだが映像美などで感動を誘う映画など、脚本の設定は様々であるが、個人的にすっきり終わるのがこの『フリー・ガイ』のパターンであると感じる。
フリーシティのCGを含めた映像、主要キャラクターの最適数と存在感、わかりやすい時間軸の扱い方、伏線の回収のタイミングとパターンどれも後味の良い作品であったと思います。
面白かった!!
以上、今回もお読みいただきありがとうございました。
それではまた!!
GB
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