観ている側を飽きさせないテンポでストーリーが展開されていくのでストレスなく鑑賞できる作品だと思います。
豪華キャスト陣にも注目です!
この映画こんな方におすすめ! ~鑑賞のススメ~
- 仕事で社内部署間での駆け引きがよくある方
- よく騙す方
- よく騙される方
- 仕事上よく騙されるふりをしなければならない立場の方
- 人間不信な方
この作品のあらすじ
大泉洋さんをイメージして主人公を「あてがき」した小説を、大泉さん本人の主演で映画化。
出版不況の波にもまれる大手出版社「薫風社」では、創業一族の社長が急逝し、次期社長の座をめぐって権力争いが勃発。
そんな中、専務の東松が進める大改革によって、売れない雑誌は次々と廃刊のピンチに陥る。
カルチャー誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水も、無理難題を押し付けられて窮地に立たされるが……。
レビュー・考察
大泉洋さんをあてがきして脚本化されているだけに主人公の役に彼らしさが滲みでていて楽しい作品でした。
テンポよく話が進んでいくので非常に鑑賞しやすい作品だと思います。
設定は大手出版社薫風社の〝薫風の乱〟とのことで社内部署間と作家を巻き込んでのビジネス上の騙し合いとなります。
世の中には仕事だけではなく、ちょっとした事でも恣意的に大小様々な騙し騙される事があると思います。
中盤あたりであれ?騙し合いなのに主人公の速水は騙される側にはならないまま終わるのかな?とか思っていたら
部下の高野が…っていう流れ。
高野のように真っ直ぐで真面目だった子がずる賢さを身につけて成長(覚醒)し上司を食ってしまうような流れ、
大好きです(笑)
フィクション作品を鑑賞するときに現実と比較をするのはあまり好きではないので、予備知識などは入れずに肩ひじ張らずに鑑賞するように心がけています。
せっかく映画を観るのですから映画を観て自分自身の感受性を豊かにするためにも、作品を純粋に楽しみたいですね。
まとめ
速水はいわゆるキャリア採用で入社し、社内を翻弄しながら騙して騙して騙してビジネスを成功させていき、最後にはトップをも騙して終わる。。。
と思わせて最後に1番若い部下に速水自身が騙されていたというね。
速水が最後にあそこで悔しがるシーンにはこの作品の面白さの全てが集約されている感じがしました。
コメント