圧巻の大移動と大洪水!! 映画『ノア 約束の舟』レビュー

この世に生物が生まれ、人類が誕生し、自然の猛威に晒され、人と人が争いだす、こんなことが大昔から続いているのだとしたらもしかしたら現代の戦争も自然の摂理として片付けられてしまってもおかしくないのかもしれない、

これはこの映画を鑑賞して最初に感じたことです。

この映画こんな方におすすめ! ~鑑賞のススメ~

  • 人類創成期に興味がある方
  • ノアの箱舟の物語に興味がある方
  • 壮大なCG描写に興味がある方
  • 些細な悩みを抱えている方

作品あらすじ

世界が大洪水に飲まれ滅びるということを知ったノアは、強い使命感に突き動かされ、家族とともに罪のない動物たちを救うため巨大な箱舟を作り始める。

レビュー

個人的に宗教的理解がないので旧約聖書、アダムとイブの物語の詳細内容など知る余地なしで鑑賞したのですがそれでもそこそこ楽しめる作品だと思います。

・ノアが家族と作る手作りの方舟がとんでもなく大きくて迫力があります。⛴
・動物達の大移動や地球が大洪水になるCGは圧巻です。🐅🐘🐍🌊
・登場時間は短いがやっぱりサイコパスなアンソニーホプキンスでした。
・養女役のエマ・ワトソンがやっとできた子供がノアに殺されかける絶望までの迫真の演技は素晴らしかったです。
・ラッセルクロウが終盤本当に赤ん坊に手をかけるのかと思わせる迫真の演技には恐ろしさを感じました。

考察・まとめ

創世記の物語で洪水がおさまり、たどり着いた陸地で人類で生き残ったノア一家が新たな人類の歩みを起こそうとするが、単純に私はこの後どうやって生きていったのだろうかとそこに興味が湧きました。


作中でノア達が嫌というほど味わった気候変動や、これから起こるであろう貧困・飢餓からの脱却、平和や平等、エネルギー問題とかまるで現代の世界共通の目標であるSDGsと同じなんですよね。


この時代を単純に想像してみると今のように意識してやるものではなくやらなきゃ単純に“滅亡”といった直感的な危機感があり、当たり前のことだったんだろうなと思うと地球を守るために今の人間が原点に戻れるのかな?

とか無宗教の私ですがいろいろと思うところがあり、生命と環境についてあらためて考えさせられる作品でした。

 

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