笑いあり、涙あり、アニメあり、見どころがたくさんあって全年代の方が楽しめる映画です(^^)
この映画こんな方におすすめ! ~鑑賞のススメ~
- 家族愛の映画が好きな方
- 自分の子供と離れて暮らしている方
- 両親の都合で自分の親と離れて暮らしている方
- 年頃のお子さんがいる方
- 年頃のお子さんとどう接していいのかわからない方
作品あらすじ
田島列島の人気同名コミックを上白石萌歌主演、「南極料理人」「横道世之介」の沖田修一のメガホンで実写映画化。
ひょんなことがきっかけで意気投合した美波ともじくん。
美波のもとに突然届いた「謎のお札」をきっかけに、2人は幼い頃に行方がわからなくなった美波の実の父を捜すことになった。
女性のような見た目で、探偵をしているというもじくんの兄・明大の協力により、実の父・藁谷友充はあっさりと捜し当ててしまった。
美波は今の家族には内緒で、友充に会いに行くが……。
主人公・美波役を上白石、もじくん役を「町田くんの世界」の細田佳央太がそれぞれ演じ、豊川悦司、千葉雄大、斉藤由貴、古舘寛治らが脇を固める。
(映画.comより)
原作「子供はわかってあげない」上・下巻
原作 田島列島
「田谷野歩」のペンネームで「モーニング」(講談社)に読み切り『ごあいさつ』『官僚アバンチュール』を発表。
その後、ペンネームを田島列島に変更し『おっぱいありがとう』『お金のある風景』『ジョニ男の青春』と読み切りを次々と発表、2014年に『子供はわかってあげない』で連載デビュー。
本作はマンガ大賞 2015 で 2 位にランクインしている。
「別冊少年マガジン」での連載が大好評を博した『水は海に向かって流れる』は各マンガ賞にランクイン後、2020年に第24回手塚治虫文化賞新生賞を受賞した。
キャスト
○朔田美波・・・上白石萌歌
○美波のお母さん・・・斉藤由貴
○美波の今のお父さん・・・古館寛治
○門司 昭平・・・細田佳央太
○門司 明大・・・千葉雄大
○藁谷 友充・・・豊川悦司
劇中アニメ『魔法左官少女バッファローKOTEKO』
KOTEKO・・・cv.冨田美憂
セメント伯爵・・・cv.浪川大輔
使い魔モルタル・・・cv.櫻井孝宏
コンクリ太郎・・・cv.鈴木達央
聖徳太子様・・・cv.速水奨
レビュー・考察
まず、この映画は上白石萌歌さん演じる美波をはじめ、登場人物の性格がほんっとにみんな良い人間です。
高校二年生の美波と昭平の恋心がメインかなと思いきや、家族ドラマや周囲にいる人たちの温かい人間模様が夏の太陽と明るくて静かな田舎の海を含めた風景など、作品の雰囲気はとても気持ちのいいものでした。
劇中アニメ『魔法左官少女バッファローKOTEKO』の結末と美波 のストーリーが『父』というキーワードでリンクしていて、ここも魅力の一つと言えるでしょう。
その美波の父親、藁谷 友充は不器用だけど優しくて美波のことが大好きな父親の気持ちの表現の仕方がとてもいい!
心苦しくも娘に嫌われないように、娘に会えた奇跡とその時間を大切に大切にしようとする気持ちに涙が出ました。
そして美波が実の父親に会いに行くことを決意し協力した昭平・ 明大 の門司兄弟のやさしさと友情にも清々しくてみているこちらも笑顔になる、特に兄の 明大 を演じた 千葉雄大 さんのオネエキャラに注目!!
まとめ
高校2年生の美波の子供から大人へ向かい始めている心情をユーモアを交えながらもリアルに描写している作品でした。
上白石萌歌さんの元気があふれるようなキャラが真剣に実の父親に会いたがっている気持ち、そして溢れるほどの家族愛にやられました。
独特な夏の雰囲気を是非劇場で味わって下さい‼️
オンライン試写会にて鑑賞。
以上、今回もお読みいただきありがとうございました。
それではまた!!
GB
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