ポップコーン無理(^^;　映画『クワイエット・プレイス　破られた沈黙』

前作『クワイエット・プレイス』を観た方はどうしても〝あれ〟の正体が気になると思います、この作品の冒頭にその正体がわかるエピソード0と言ってもいい話が組み込まれているので、モヤモヤが晴れてからクワイエットな緊張状態へ突入できます。

この映画こんな方におすすめ！　～鑑賞のススメ～

エミリー・ブラント主演で、音に反応して人類を襲う“何か”によって文明社会が荒廃した世界を舞台に、過酷なサバイバルを繰り広げる一家の姿を描き、全米でスマッシュヒットを記録したサスペンスホラー「クワイエット・プレイス」の続編。

生まれたばかりの赤ん坊と耳の不自由な娘のリーガン、息子のマーカスを連れ、燃えてしまった家に代わる新たな避難場所を探して旅に出たエヴリン。

一同は、新たな謎と脅威にあふれた外の世界で、いつ泣き出すかわからない赤ん坊を抱えてさまようが……。

主人公エヴリンをブラントが演じ、リーガン役のミリセント・シモンズ、マーカス役のノア・ジュプも続投。

新キャストとしてキリアン・マーフィ、ジャイモン・フンスーが加わった。

監督・脚本も前作同様、ブラントの夫で前作で夫婦共演もしたジョン・クラシンスキーが再び手がけた。（映画.com）

エヴリン・アボット・・・エミリー・ブラント

エメット・・・キリアン・マーフィ

リーガン・アボット（長女）・・・ミリセント・シモンズ

マーカス・アボット（長男）・・・ノア・ジュプ

謎の生存者・・・ジャイモン・フンスー

リー・アボット（父）・・・ジョン・クラシンスキー　　（監督・脚本・製作）

冒頭で〝あれ〟の正体が明確ではないがなんとなくわかるエピソード
0
の話が組み込まれている。

低予算で制作された事で話題だった前作のヒットもありエピソード0が作られたのかは定かではないが、このプロローグがある事で我々観客は全力でクワイエット・プレイスの緊張感に浸ることができる。

前作で一匹の〝あれ〟を倒し、生き残ったエヴリンとリーガンとマーカスと赤ん坊は次にどのような行動にでるのだろうか、
夜に炊かれていた焚き火は誰なのか？
まだ生存者はいるのか？
生き残る方法はあるのか？

いろんな問題を解決していきながら、伏線が回収されていく、そして〝あれ〟の新たな弱点が…

私がこの作品が好きな点は、ホラー要素のある映画はどこか胸糞悪いまま終わったりするのが印象としてあるのだが、クワイエットプレイスはⅠも今回のⅡも犠牲になる人間がいるものの、最後は必ず小問題を解決し主人公らが一歩だけ前に進む事だ。

Ⅰで言えば、末っ子と大黒柱である父が殺されたが最後は娘のリーガンが〝あれ〟の弱点であるハウリングを解明した。

Ⅱとなる今作『クワイエット・プレイス　破られた沈黙』も終盤まではヤキモキハラハラさせる場面が多い子供たち(リーガン、マーカス)だが、最後にビシッと決めてくれるあたりは観ていて爽快だ。

そんなクワイエット・プレイスは続編となるIIIが2023年3月に全米公開が決定したようです、日本ではもう少し後に公開になるだろうが、こちらを首を長くして待つとしましょう！！