この映画こんな方におすすめ! ~鑑賞のススメ~
- 往年のエヴァファンの方
- 迫力あるアニメが好きな方
- 日本アニメ制作の最新技術を堪能したい方
作品あらすじ
1995年からテレビアニメで放送されていた『新世紀エヴァンゲリオン』を「リビルド」(再構築)したものが『エヴァンゲリオン新劇場版』、
2007年公開の『序』
2009年公開の『破』
2012年公開の『Q』に続く
シリーズ4作目
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』
当初1月に公開予定だったが新型コロナウィルスの影響により延期となっていたがやっと本日3/8に公開された。
このシン・エヴァでとうとう本当に最後のエヴァンゲリオンの作品となる。。
レビュー
エヴァらしく少し難解というかわかりづらいところが今作も散りばめられている。
でもそれを上回る作品の映像美やキャラクターの見せ方、作画にいたるまで日本のアニメーションの技術を惜しみなく出し切って見せつけてくるような素晴らしい作品だった。
・Qの最後にサードインパクトが発動してしまったような終わり方だったが加持リョウジが自分の命と引き換えにサードインパクトを止めている(ニアサードインパクト)
・冒頭のパリ決戦の戦闘シーンから大迫力です。
・ニアサードインパクトで生き残って暮らしていたトウジらは結局アディショナルインパクトではセーフだったのかな?
・綾波(仮)がニアサードインパクトの生き残りの人間集落で稲を植えたりして労働したり委員長にわからない言葉を積極的に聞いたりしているシーンにほっこりした。
このエヴァンゲリオンの物語
簡単に言ってしまえば結局はゼーレやネルフ云々というか碇ゲンドウと碇シンジが世界中の生命を巻き込んだ親子喧嘩だったということになる。
碇ゲンドウの幼少期の育ち方からくる身勝手で恐ろしい計画は死んだ妻ユイに自分が会いたいだけのために世界中の生命を犠牲にして結果的に地球を破滅に導いてしまうもの。
ネルフとヴィレの戦いからゲンドウの13号機とシンジの初号機の戦闘に流れるが、その戦闘で決着がつくわけでなく、彼らが決着の手段に選んだのはなんと
〝話し合い〟w
その末にゲンドウは死に、シンジはエヴァの呪縛から解き放たれた世界を切り開いた。
そして私が伏線回収に翻弄されながらも鑑賞していたエンディング。
エヴァの呪縛から解き放たれた世界…
第3新東京市ではなく庵野監督の出身地?である山口県の宇部新川駅のきれいな実写描写が現れる、
そのホームではなんとマリとシンジ、カヲルとレイがそれぞれ交際しているような描写がされていました。
まとめ
この映画は2時間半くらいの中にパンパンにストーリーが詰め込まれているのでエヴァのファンにとってはシリーズ最後にふさわしい作品だったと思う。
そしてなんといっても今までのエヴァ劇場版の終わり方が区切り区切りでバッドエンドのイメージが強かっただけに、
最後はスッキリとした終わり方となってよかった。
さようならすべてのエヴァンゲリオン
終劇
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