公安の闇を暴け!!  映画『21ブリッジ』

もしも職場で自分以外の全員が犯罪に手を染めた人たちだったとしたらあなたならどうするでしょうか。

波風経たぬように、同じように犯罪に手を染めてしまいますか?

それともたった一人で職場を正そうと行動に出るでしょうか。。。

この映画こんな方におすすめ! ~鑑賞のススメ~

  • 勘違いされやすい方
  • 正義感の強い方
  • 騙されやすい方

作品あらすじ

マンハッタン島で強盗事件が発生し、銃撃戦の末に警察官8人が殺害された。

捜査に乗り出したのは、警察官だった父を殺された過去を持つデイビス刑事。

マンハッタンを全面封鎖して犯人の行方を追うが、事件の真相に迫るうちに思わぬ事実が浮かび上がる。

孤立無援となったデイビス刑事は、事件の裏に潜むニューヨークの闇に立ち向かうが……。

ネタバレビュー・考察

ブラックパンサーのチャドウィック・ボーズマン主演作品のサスペンススリラー、タイトルの21ブリッジは封鎖したマンハッタンにかかる21個の橋からのもの。

銃撃戦、アクションシーンが始まり出したら止まらないので一瞬も目が離せない展開の映画です。

デイビスは事件解決に向けて敵を追い詰めるが、あまりにも多いコカインの量が判明しそこから違和感を感じ始める、組織がこの量を仕入れるには…。

味方であるはずの警察の行動に違和感を感じ始めたデイビス、犯人は生け捕りするというデイビスだがその声に聞く耳を持たずに周りの警官達は犯人に向けて発砲しまくる。

そしてデイビスが追跡していた犯人を追い詰め生け捕りにしようとした瞬間、ともに捜査していた85分署の麻薬捜査班の女刑事バーンズに背後から打たれて犯人は殺されてしまう。

尋常ではない量のコカイン、、、おかしい、これだけの量を運んでこれるのは警察が観て見ぬふりでもしない限り。。。

っていうネタバレです。

ニューヨーク市警85分署すべてがコカイン取引きに関与していたことが判明するんですね。

まとめ

この作品は、職権を利用して不正な行いをする汚職が題材という、いわばありがちな映画ですが、どこでこの作品がオリジナリティをつけているのかというと、アクションシーンでのスピード感とロングカットだなと感じました。

簡単に言うと〝トイレに行ったら置いて行かれる展開の速さ〟です。

でも決して複雑ではないのでそのあたりは落ち付いて楽しめる映画でした。

昨年癌で他界したチャドウィック・ボーズマンはマーベルのブラックパンサーで観て、同い年だったのもあり勝手に親近感が沸いていたのですが、彼の新作をこれから観れなくなるのは残念です。

2019年にアメリカで公開された今作も、撮影時にはすでにステージ3の癌との闘病中だったようです。

チャドウィック・ボーズマンさんのご冥福をお祈りします。

Showgate公式【HDYMaP】より バーンズ刑事役のシエナミラーと作品のプロモーション

Chadwick Boseman

Chadwick Bosemanチャドウィック・ボーズマン (1976年11月29日 – 2020年8月28日)

アメリカ合衆国の俳優、劇作家、脚本家。

主な出演作品

『42 〜世界を変えた男〜』2013

『ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男』2014

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』2016

『マーシャル 法廷を変えた男』2017

『ブラックパンサー』2018

『アベンジャーズ』シリーズ

『21ブリッジ』2019

『ザ・ファイブ・ブラッズ』Netflixオリジナル作品 2020

『マ・レイニーのブラックボトム』Netflixオリジナル作品 2020

今回の鑑賞劇場

シネシティザート

平日はガラガラです。

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